過去の嫌な体験を思い出す時、私は自分を庇う為に被害者意識を持つが、これは相手に罪悪感を背負わせるための心理的な攻撃なのです。
この被害者意識という攻撃の心を持つことで、私は罪悪感を感じて神からの処罰を恐れるようになる。
この世界は鏡であり、私の心の内容を具現化した他者の姿が、私が見ている世界に映し出されるのです。
したがって私が被害者意識という攻撃の心を持っているなら、
鏡である世界に、私を誹謗中傷してくる他者の姿が見えるようになるのです。
私が他者から誹謗中傷されることで、神に対して、
「私が攻撃したのではありません!私が攻撃されたのです!彼らを処罰してください!」
と言えるようになり、
私に見えているのは、彼らが私を攻撃していることだけなのだから、
それによって前もって私が攻撃の心を持っていたことの責任を私が取らないで済むようになる。
これにより私の被害者意識は更に増大して、心は酷い状態となる。
自我によって私は破滅へと向かうのです。
真実は彼らが誹謗中傷してくるように誘発(ゆうはつ)したのは私の心だということです。
他者を赦し(ゆるし)、自分を赦す(ゆるす)こと。
世界は心を映す鏡なのです。
鏡なんだ 僕ら互いに それぞれのカルマを 映す為の
汚れた手と手で 触り合って 形が解る
赦した者と、赦された者、同じ光を分け合って
- エンジェル・ダスト
- 2023/11/17 (Fri) 07:23:10