かつて「はるかなる故郷」に居た私たちに小さな狂った考えが生じた。
神が創造したままのオリジナルの神の子であることを止めて、
神の子の代用品(パロディー)としての自我を作り出して神から分離したというものです。
神と神の子は一体であり、その一体性から分離したのが自我である。
自我は神からの分離を維持する為に、攻撃を用いる(もちいる)。
神を攻撃することで自我として分離できたのだが、このことで心の闇が出現した。
自我は分離したままでいたいのだが心の闇の責任は取りたくない。
なぜなら神を攻撃したことでどれだけの重罰が追求されるかを恐れているからである。
この世界は鏡であり、私の心の内容を具現化した他者の姿が、私が見ている世界に映し出されるのです。
私の心の闇が、私を誹謗中傷で攻撃してくる他者となって出現するのです。
そして他人が私を誹謗中傷で攻撃してくるのを見ることで、私は被害者となることができる。
私は彼らの攻撃には正当性が無いと被害者意識で怒ることができ、
神に対して、
「私が攻撃したのではありません!私が攻撃されたのです!彼を処罰してください!」
と訴えることができる。
そうして最初に私が神を攻撃したことで心の闇が出現したことが原因なのに、
いつの間にか私が被害者だという話にすり替わっているのです。
これが根深い被害者意識の正体です。
私たちは自分の自我に騙されているのです。
誰が最初の嘘をついた?
- エンジェル・ダスト
- 2023/11/29 (Wed) 06:38:57